DT10mmAUTOの日記

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~好きすぎて「theEDGE」~ 2挺目のデルタエリートとは・・・

私のバイブル「the EDGE」

この物語の主人公 御子神鋭士が使用するデルタエリート

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初めてのデルタエリートは、前出記事のエルエスエアコッキング式でしたが、それから程なく固定ガスガンでのデルタエリートが発売されたので、そちらを入手しました。

 

どん

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MGC コルト デルタエリート固定スライド式ガスガン」です。

 

エルエスエアコッキングに続き、今度はこちらを購入しました。

平成3年頃だったと記憶しています。

 

このころの固定ガスガンは安価なもので¥3,500~割とメインなあたりで¥9,800くらいと、一万円未満の機種も多数あり、所謂割箸マガジン式でおもちゃ感満載の軽量なプラスチックのモノから、フルサイズ風マガジンで、装填すると銃の重さがグッと増すものまで、かなり幅広くチョイスができました。

 

その中で、当時のトイガン業界でトップメーカーだったMGCは、コルト・S&Wの固定スライド式オートマチックガスガンを数多くラインナップしていて、命中精度も高く、パワーもあり、そしてサードパーティによる豊富なカスタムパーツ供給という環境もあり、多くのユーザーをサポートしてきました。

YouTubeの中でマック堺さんが赤羽フロンティアの山中社長と対談する動画中で、メーカー昔話という回があり、その中でマックさんが「このMGCの固定ガスガンシリーズがあったからシューティングマッチを始めた人もたくさんいた」とおっしゃっていました。確かに1992年頃のエアガンカタログ冊子を見てみると、当時の1911系派生モデルについては、カスタムハンマーやシア、コンペンセイターやマグバンパーまで、様々なパーツが選びたい放題という状況でした。

 

そんなMGCの固定ガスガンの中で、一部モデル(1911系)に見られた「デフォルトの状態でハンマーがコッキングされているタイプの固定ガスガン」のシリーズの一つとして、このデルタエリートも発売されました。

 

まずは初速計測から行きましょう。

このモデルも発売から30年近く経過した古いものなので、画像で懐述している人はまだいらっしゃいますが、こうして動画として資料が残っているものは、かなり少ないかもしれません。

弾はいつもの0.2gバイオ弾デス。

ご覧ください、どぞ(・ω・)ノ

www.youtube.com

1発目・・・63mps

2発目・・・65mps

3発目・・・65mps

4発目・・・65mps

5発目・・・64mps

6発目・・・64mps という結果でした。

当時はノンHOP時代でしたから、BB弾は軽量でした。そのため初速は実際ではもっと高く、ハコ出し状態では強力な部類だったと思います。

 

そういえば固定ガスガンて燃費めっちゃいいですよね。

マガジンの中、まだガス残ってます。

 

今回、このためだけにこの銃をガンラックから出しましたが、せっかくなので軽量BB弾(これが恐らくノンHOP時代の弾の重さではないかな?と思う)での初速も計測することにしました。

どぞ(・ω・)ノ

www.youtube.com

 

1発目・・・75mps

2発目・・・79mps

3発目・・・79mps

4発目・・・エラー

5発目・・・79mps

6発目・・・79mps

 

 

0.2gで計測した時より約20%近く初速がアップしています。当時はノンHOPで近接戦闘必至でしたから、この初速だと中々の緊張感を味わうことになります。

 

にしても、この銃のシステムはなかなか面白いですよね。

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元々ハンマーが起きている状態なので、普通に考えればシングルアクションハンマーの1911系に限らず、コッキング状態からならばトリガープルは軽く、ストロークもダブルアクションに比べれば軽いはずなのですが、この銃のトリガー

 

めっちゃ長くて重い(;´・ω・)

 

当時のシューティングマッチのシューターさんたちは、こんなに長くて粘っこいトリガーを引いていたのか??んなわけないですよね??

まぁ、マッチで使用していた選手の皆さんはおそらくカスタムパーツでプルを軽くしたりストロークを短くされたりとチューニングされていたのでしょう。

 

一通り計測を終えたところで、クローズアップします。

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刻印です。シンプルでカッコイイです。

 

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デルタエリートのアイデンティティであるデルタのメダリオン

この銃はラバーグリップではなく、ノーマルのプラ製チェッカリンググリップを黒くしたものがついています。

 

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エジェクションポートの刻印

 

「-COLT 45 AUTO-」

ではなく、

「‐CAL 10㎜ AUTO‐」 です。

 

 

 

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マガジン底部もCOLT 10㎜AUTO となります。

 

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フルサイズ風マガジン 何といってもこのデルタエリートはこれがうれしかったのです。冒頭のシーンを自分でなりきるには、エルエスの割箸マガジンだとチョッと雰囲気が足りないから

ディテールって大事っ (; ・`д・´) デスヨネー

 

こうして御子神にまた一歩近づけた気分になれた1挺でした。

 

現代のサバゲーで使用するような銃ではないのですが、いつかオジサンのオジサンたちによるオジサンたちのための懐かしのワンメイクサバゲー(固定ガスオンリーとかリボルバーオンリーとかノンHOP戦)の時に使用したいです。

 

その日までまたガンラックで飾っておこうっと。