自宅のガンロッカーの中で飾られている銃の中で、いつのまにか手に取るころが無くなり、そのまま飾られているだけのものがあったりします。
今回の記事でそんな「手に取ることが無くなってしまった・・・何でたっけ?」という銃を出します。
アップする銃はコレです。
どん
コクサイ S&W M64 4インチ
弾頭がゴムになっていて、シリンダーにインサートが入った、所謂後期型です。
コクサイのガスリボルバーを買い集めていくうちに、カートリッジに余裕ができて、リロードをいっぱい楽しめるようになっていました。
せっかくなのでアモケースも一緒にそろえてみました。
コクサイのガスリボルバーの中でも、このM64はかなりレアな方ではないかと思います。
M19・M66やパイソン、M29シリーズといったものは今でも数多く見ますが、M64、しかもガスリボルバーで4インチはなかなか見かけません。これは偶々通りがかったリサイクルショップで投げ売りされていたので購入しましたが、もしオークションにかけたら結構な値がつきそうな気がしてきました。
それではクローズアップいきまーす。
(・ω・)ノ
バレルはテーパーが掛かっていて、マズルに向かうにつれて細くなっていきます。
フロント・リアサイトとも固定式です。
と、ココまではいつものクローズアップなのですが、ここからは
なぜこの銃を
触ることが無くなってしまったのか
その理由となるものがドンドンと出てきました。
シリンダーをスイングアウトして撮影しようとしたその時、顔にピョンと部品が飛んできて・・・
エジェクションロッドを固定するピンが取れた・・・
(;´・ω・)
(とりあえず発射には支障がなさそうだし、このまま撮影しよう・・・)
シリンダーはインサートが入っています。
後期型ですのでHOPもついています。
そう・・・このHOPがこの後の悲劇を引き起こすのデス。
「リボルバーのコクサイ」という異名を取った同社ですが、ココにもその造形のすばらしさが出ています。それは「リセス」です。
カートリッジのリムがココにぴったりと収まり、装填した時にツライチになるようになっているのですが、そこを再現しているのです。
現在の実銃ではこうした加工はもうされていないようです。それは手間とコストがかかるからという理由のようです。しかしコクサイはこういった部分にも手を抜かない非常にリアル重視のメーカーでした。
カートリッジがシリンダーにツライチでおさまっている様子。
ではクローズアップはこの辺にしておいて、初速計測をします。
弾は0.2gバイオ弾です。
どぞ(・ω・)ノ
まさかの
バレルが抜けた
(;゚Д゚)
そうだった
この銃を触らなくなった理由は
発砲するとバレルが飛んでいくから
そうそう、忙しさにかまけて「後で直そう」と思って、そのまま放置してたんだった。
M29はバレルが前に飛んでいかないように、フロントサイトからピンを撃ち込んでバレルの回転やすっぽ抜けを防止していたのですが、M64はどうなんだろう・・・
フロントサイトは固定式だし、M29と同じ場所にピンはなさそう。
バレルをよく見ると、「あった」
この溝がブレ止め・すっぽ抜け止めなのです。
位置はHOPパッキンと真逆の下についてる・・・
あったーっ!これだ!
イモネジかな?細い棒を突っ込んで回すのだろうか?
で、バレルを組み込んで、フォーシングコーンをはめ込むと・・・あれ?結構グイグイ入るけど…大丈夫かな・・・
何か奥まで入りすぎた気がする・・・
(;´・ω・)
まぁいいか・・・
計測開始。
どぞ(・ω・)ノ
1発目・・・47mps
2発目・・・48mps
3発目・・・49mps
4発目・・・49mps
アラ?予想に反して調子いいカモ
(^^♪
やっぱりか・・・
(;´・ω・)
もう笑うしかないな。
あとで直そう・・・
いつになるかわからないケド
ミ(ノ><)ノ