というわけでフルサイズ風カートリッジを装填排莢できるようになった、クラウン S&W M586 ガスリボルバー 6インチ カスタム。
準備完了(*'▽')
さっそく動画を取りましたので、どぞ。
弾はいつもの0.2gバイオ弾ですが、今回ちょっと趣向を凝らしています。
1回目・・・クラウン純正オーセンティックカート
2回目・・・グンゼ産業純正 M586エアリボルバー用メタルカート
で計測しました。
どぞ(・ω・)ノ
1発目・・・64mps
2発目・・・63mps
3発目・・・63mps
4発目・・・63mps
5発目・・・63mps
6発目・・・60mps
リロード (*'▽') ♪
7発目・・・62mps
8発目・・・61mps
9発目・・・60mps
10発目・・・59mps
11発目・・・60mps
12発目・・・57mps 以上の結果となりました。
最初の6発は非常に安定していましたね。
で、7発目以降はグンゼのメタルカートに変更しましたが、実はこの計測で使用したガスはハイバレットガスです。このガスは旧来のパワーソースであるHFC134aとは異なり、HFC152aという冷媒ガスを用いています。
性質として不燃性(134a)か難燃性(152a)かという違いがあるのですが、もういくつかの違いとして
■152aは134aに比べて、連続使用するとガス圧の低下が早く、パワーダウンしやすい
■同じ温度では134aに比べて152aは若干圧力が低い=パワーが落ちる
なのであります( ˘ω˘ )
ですので7発目以降はパワーがグッと落ちるはずなのですが、ダブルアクションで連発してもほとんどパワーが落ちません。これはなぜか?
ずばり「カートリッジのサイズ」
と
続いて「後方保持カートリッジ 」
と
併せて「パッキンの保持力低下により抜弾抵抗が少ない」
だからです。
純正のパイソン用オーセンティックカートだと、射撃は可能ですが、若干のパワーダウンが見られます。同じメーカーの357マグナムでも、カート全長はS&W用が長く、コルト用が少し短くなっていますので、それがパワーダウンの要因となっています。
グンゼのカートリッジ は前後長が充分にあり気密性が確保され、さらに後方保持パッキンでパワーロスが抑えられるから・・・というロジックです。
また、グンゼのカートリッジは新品購入からすでに24年が経過しています。保持力といった点では、現行品より劣るのでしょうが、抜弾抵抗が少ないため、他のカートリッジ式リボルバー(357マグナムに限る)で純正カートより高い初速値を出します。
別動画でも挙げているのですが、マルシンM586Xカートリッジモデルでもこのカートリッジを転用していますが、何と初速が70mps以上出ます。夏なら80mps以上出ますので、カートリッジと銃の相性って、意外なマッチングがあるものです。
(後程記事にてまとめます)
最後に、無心でひたすらこのM586を射撃・リロードを繰り返しました。
この時間・・・とっても好きなのです。
自宅でリボルバーにカートリッジを込めて、無心で的に向かうことができる生活。
しかも弾がまっすぐ飛ぶし、的にしっかり当たるし、パワーもあるし。
これも自己満足の世界ですが、どぞ(・ω・)ノ
リロードはリボルバーの醍醐味の一つであるのですが、クラウンのスピードローダーについては2点不満な点があります。
1点目・・・
リムの保持が緩いことに起因する弾頭部分の広がりです。そのおかげでスピードリロードをするアイテムのはずが、かえってモタついてしまうことです。
2点目・・・
カートのロック⇔リリースの回転が、HKSのスピードローダーと逆なことです。
おかげでいつも間違えてしまうのです (;´・ω・)
というわけで、クラウンのガスリボルバーを200%楽しむ方法でした。
※個人の感想です(笑)