タカトクトイスのSS-9000を
源流とした名銃の系譜は
1986年にマルコシからUXシリーズとなり
平成に入った頃スーパー9プロが登場し、
ボルトアクションライフルの代名詞として
APS2の登場まで、長く王の座についてました。
2000年以降はVSR-10の登場があり、
2010年以降は海外勢の台頭もあって、
今ではボルトアクションも群雄割拠と
いったところでしょうか?
いずれにせよ我々ユーザーに選択肢が増えるのは
とてもいいことだと思います。
そしてこのスーパー9プロも
随分前に発売が終了したのですが、
その系譜は今でも続いています。
super9PROの系譜は
■SⅡS
そして
■クラウンモデル と
2社に引き継がれていき、
それぞれテイストの異なる
進化を遂げているのです。
今回記事にするのは、系譜のひとつである
SⅡS製品です。
どん!
SⅡS TSR-X
このモデルも既に生産が終了してますが、
その系譜は後継機種であるTSR-ZEROへと
受け継がれています。
スーパー9プロのデザインを基調とし、
現代のタクティカルな要素を随所に
組込んでいます。
また現代化アップデートも施されています。
■全景■
このモデルは通常スコープとバイポッドが
標準装備なのですが、私が入手した時は
いずれもなく、本体のみでした。
そのためこのスコープとバイポットは
デフォルトの装着品ではございません。
スーパー9プロのスリムなフォルムとは異なり
若干鍛え上げた肉体のような、
今までより筋肉質な印象を受けます。
特に力強い印象を受けるのは
バレルの太さが変わったからですかね?
ブルバレルは迫力がアリマス。
■アンダーレイル■
バイポットの使用を想定した
レイルマウントが装着されています。
純正のバイポッドを
装着することが出来ます。
■ケースレスマガジン■
スーパー9プロのモノと同一ですね。
APS2やVSR10といったモデルの様に
実銃をモチーフとしているものではなく、
あくまで使い勝手を優先しているようです。
■HOPUP■
スーパー9プロからの改良点として
HOPUPの標準装備が挙げられます。
やはりサバゲーでの使用を想定すると
これは外せないポイントです。
銃を分解しなくても調整できるよう
バレルハウジング上にプラスネジが
付いています。
特にクリック感はなく、弾道を見ながら
調整する必要があります。
■スリングスイベル■
スーパー9プロから標準となりましたが、
今回ももちろんついています。
前後に1つずつ付いています。
■20㎜レイルマウント■
スコープを搭載するマウントも
スーパー9プロは20㎜レイルではあったものの
「ピカティニー」ではありませんでした。
今回のモデルからピカティニーレイルを
再現した形状となっています。
■スコープ■
純正は4X40の固定倍率でしたが、
この銃は入手時にスコープもバイポッドも
取り外されていた状態でしたので、
手持ちの適当なスコープを載せています。
■ロータリーマガジン■
TSRシリーズは、現行の「ZERO」で
カートリッジ式
ケースレス式 の2WAYを廃止し、
ケースレスに一本化されていますが、
この「X」までは、スーパー9プロと同じ
マガジンが装備されています。
もちろん、このカートリッジも
使用可能であり、出荷時には
どちらも任意で選択できるように
パーツも付属されているのデス。
というわけで、
現代風アップデートが施された
TSRシリーズ
続いては発砲編です。
続くのデス
( ・ω・)ノ”””