JAC AR15A2 DELTA H-BAR
子どもの頃から通っていた
地元のホビーショップのショーケースに
飾られていたこの銃に魅せられてから
約20年後の2012年頃、
ようやく憧れの銃を手に取る事が出来た。
銃刀法に抵触しないようにカスタムし、
ようやく発砲できる状態に、と思ったら、
屋外で発砲したBB弾はドロップ弾道。
この時の衝撃は忘れられない。
憧れだったはずの銃なのに弾道があまりに酷くて
ショックだった。
そこでKM企画のHOPバレル「SCS」を組み込み
ようやくそれらしく仕上がって来たが、
仕事と家庭の狭間で銃を触る時間も限られており
夜中に家族が寝静まった後に銃を取り出し、
車に乗って土手の方に走っていく。
土手に向かう車内でシガー電源を用いて
タンクに空気を充填。
土手に着いたらヘッドライトの灯りを頼りに
弾道のチェック。
2〜3マガジンほど射撃をこなし
弾道に納得出来たら撤収→帰宅。
この頃はすでに電動ガンが主流となっており
BV式ガスガンの情報は非常に少なく、
またその中でも希少なDELTA H-BAR。
カスタム手法も手探り
カスタムパーツもほぼ皆無
組み上げてエアを接続して
スゥ〜っというエアリークを聞くたびに
何度も心が折れそうになった。
まさに沼。
性能的に不利だと分かっていても
頑なに情熱を注ぎ続けたDELTA H-BAR
ガンロッカーのAR15コーナーを見るたびに
あの頃を思い出す。
アツい時代の忘れ形見
これからも手放す事なく、
ずっと過ごすことになりそうです。
JAC沼
BV沼
DELTA H-BAR沼から這い出た
2012年終わり頃の私でした。