ワタシのブログ初期に一度登場し
幾星霜の時を超え…
甦れ!史上の戦士達
そう銘打って登場したトイガンですが・・・
あの時はまだインナーバレルが手に入らず
射撃はかなわなかったのデス。
それが・・・
そう・・・甦りまシタ
どん!
シェリフ
ハイランダーマグナム
これも一度記事にしてから
はや3年が経過していました。
deltaelite-10mmauto.hatenablog.com
なにせ射撃方法から作動方式に至るまで
3年前は全てが不可解だったため、
前回の記事ではあまり深く掘り下げられず
不完全燃焼な記事をなってしまいましたが
3年前のレビューから今日までの間に
パーツ・・・揃いました。
そして説明書を入手し、
作動方法全て・・・判明しました。
というわけで、幻のトイガン
しっかりレビューいたしマス。
マグナーム
ワショーイ
(/・ω・)/
■全景■
当時としては斬新に見えたであろう
この独特なスタイル。
現代ならばピンとくる人は多数いるはず。
このモデルはワルサーWA2000をモチーフに
トイガン化されたものでアリマス。
そして作動方式は、モチーフとは違い
フルオートオンリーという
尖ったトイガンに仕上げられています。
■オープンサイト■
サイト・・・という項目を書きましたが、
このハイランダーマグナムには、
オープンサイトが存在しません。
一見、PPCカスタムのようなサイトっぽく
見られなくもないのですが、照星はなく
何となくそっちを向けて撃つ的な感じ。
リアを見てもレシーバー上には照門はなく、
スコープを搭載して射撃することが前提の
形状となっております。
遠目に見てもサイトらしきものは
前後ともに見当たりませんね。
■マウントベース■
マウントベースは元から付属しています。
ベース幅は10㎜となっております。
なおピカティニーでもなくレイルでもない
ただ鉄板を90度に折り曲げただけの
物凄く不愛想なマウントベース。
なんていうのかな・・・?
質実剛健というか、不愛想というか、
銃器のパーツという感じがナイ。
鉄工所の製品って感じ・・・。
■スコープ■
通常の対物40のモノより
少し径の大きいスコープが似合うかと思い
Mojjiのフロントフォーカス付き
4-16x50をチョイスしています。
■マウントリング■
これくらいの大柄なライフルで
10㎜のマウントベースは珍しいですよね。
マウントリング探しは難儀しましたが
秋葉原の黄色と黒の看板が特徴の
某ガンショップの女性スタッフさんに
声を掛けて相談したところ、
店内を探してこれを勧めてくれました。
皆様ご存じの通り、ワタシのトイガンは
クセの凄いものばかり。
だからガンショップの店員と話をするのは
とても苦手・・・
探し物を話すと、明らかに面倒臭いという
反応をされるからです。
なので普段の買い物は
店内の売り場をじっと無言で眺めながら
「話しかけるな」オーラを醸し出し
考え事をしている。
■バレルジャケット■
ハイランダーマグナムには
ショートバレルとロングバレルがあるようで
このモデルはブラッシュアップバレルといって
ロングタイプのものとなっています。
ジャケット・・・と記載したのは、
このパーツに消音性能がないことを
表しております。
中を覗いてみると
消音材になるようなものは見えませんね。
真鍮のパーツが見えますが、
これはインナーバレルではありません。
インナーバレルはジャケットのかなり奥に
確認することが出来ます。
■ハンドガード■
モチーフとなっているワルサーWA2000では
木製のハンドガードですが、
このモデルは黒一色、ソリッドカラーです。
サイドにはすべり止めが張られております。
確かにこれがないと・・・
このモデルはとても重く、
なんと重量は実に7000gもあります。
手を滑らして落としたら・・・
万が一、足の上にでも落としたら・・・
転ばぬ先の杖ならぬ
滑らぬ先のすべり止め
(;´・ω・)
■トリガー■
縦に溝が入って
引きやすくなっているのですが、
このトリガーの特徴は、そんなことではナイ
このトリガーはフィーリングが超独特で
動きが面白いんですよ。
実際にトリガーを引いてみますよ。
よく見ててくださいね。
引き切ったところ・・・わかりますか?
よく見てみると、トリガーの角度が
変わってないんです。
そのままの角度で真後ろに下がるんです。
おかげで物凄く独特なトリガーフィーリング。
重いのか?キレがイイのか?という
表現に当てはまらないヘンな感じ。
■チャージングハンドル■
チャージングハンドルです。
なんとこれ、ダミーではなく、
実際の射撃に必要なパーツなんです。
これは後程解説いたしマスが、
ハンドルは左右両方についていて連動し、
どちらからでも操作が可能となっています。
■セイフティ■
3年前・・・
一体何なのかわからなかったこのパーツ
真鍮でできたこの円筒形のツマミは
マニュアルセイフティでした。
割ピンが前方を向いている時は発射可能
90度上に向けると安全状態とナリマス。
これで射撃体勢とナリマス。
これ・・・わかりづらいよ・・・
(;´・ω・)
■スリングスイベル■
スコープ前方と・・・
ストックのパッドプレート部分に
スリングスイベルが取り付けられております。
しかし・・・
このハイランダーマグナムの重量は7000g
果たしてこのスイベルは強度的にどうなん?
吊った瞬間、壊れそうな気もするケド・・・。
■マガジンポート■
ハイランダーマグナムは銀玉鉄砲の様に
銃の本体にあるポートへBB弾を流し込み
装填するのですが、装弾数は実に1000発。
ポートカバーをスライドさせると
投入口が顔を出します。
■発射ユニット■
このトイガンの発射ユニットは、
トイテックのPV式ユニットです。
当時隆盛を極めていたBV式ガスガンと違い
燃費が良くて命中精度に優れており、
ドライファイヤが可能となっております。
■6㎜ユニオン■
エアの供給はここから行います。
このモデルは外部ソース専用であり
リキッドチャージはできません。
この点についてもトイテック系ユニットを
内蔵しているトイガン各種と同じですね。
以前にレビューしたホビーフィックスの
M16ガスガンもそうでした。
■刻印■
このトイガンは実銃を再現したものではなく
モチーフはあれど、実際には架空銃。
刻印らしきものは一切ありませんが、
ストックにはこんな刻印があります。
■トリガーストローク調整■
このトイガンの面白い機構として
トリガーの引きしろを調整できる機能が
存在しております。
ココを回すことで、トリガーストロークが
変化するのデス。
というわけで、幻のトイガン
続いては当時の資料とともに、
もう少し掘り下げてレビューしましょう。
ハイランダーマグナムの記事は
続くのデス。
( ˘ω˘ )ハイランダー
( ˘ω˘ )ツヅクノダー