DT 10mmAUTOの日記

エアガン・サバゲー関連の記事が中心です

部屋の片隅に・・・名銃の系譜あり⑧  ~平成初期の暗黒時代を生き抜いた「伝説」~

前出の記事では

UX-スーパー9

UX-スーパーX

という昭和のエアガン業界の中で

「ボルトアクションライフルの代名詞」

とまで謳われた2挺を書きましたが、

つづいて平成に入ってからデス。

 

 

 

 

昭和の時代までは

「薬莢みたいなカートリッジの

 先端に弾を込めてマガジンに装填し、

 弾を飛ばし排莢アクションを楽しむ」

 

だったものが、

 

「ケースレス」

というフレーズとともに、

やがてサバゲーが活発になるにつれ

リアルカート式の銃は、

・装弾数を稼ぐのに不可

・素早い装填に向いていない

・フィールドで薬莢を失くす可能性大

という構造上の弱点を克服できず、

徐々にモデルアップから無くなり、

いつしかその波は、スーパー9シリーズにも

訪れました。

 

 

昭和の時代にはオプション品

又はカスタム品だったケースレスマガジンが

平成に入り「標準」装備となり、

■ケースレス式マガジン

■カートリッジ式マガジン

この両方を任意で選択出来て

より使い勝手が向上したモデルが

発売されました。

 

それがこの銃でした

 

どん

 

 

 

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マルコシ

UX スーパー9プロ

~UX-super9PRO~

 

 

 

この銃は前述の通り、ケースレスでも

ガンガン撃つことが出来ましたので、

サバゲーでの使い勝手もよく、

また専門店と呼ばれるチューニングショップが

登場したことで、サバゲーに、精密射撃にと

大活躍していたのです。

 

その当時としては「比類なき命中精度」で

サバゲーではBVフルオートを相手に

彼らの弾幕の外から狙撃できるパワーと

命中精度で、数多くの戦士を仕留め、

ボルトアクションの代名詞と謳われ、

スナイパーライフルの王として、

マルゼンAPS2の登場まで長きに亘り、

君臨することになったのデス。

 

では思い出話もそこそこに

簡単レビューしまっす。

なおスーパー9という銃は名銃中の名銃で

既に文献も画像も多く記録がアリマス。

 

そこで私のレビューは

主に昭和モデルと平成モデルの

違いを中心にクローズアップします。

( ・ω・)ノ””

 

■全景■
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もちろん今までの流れと同様、

「モチーフとなった実銃」は存在しません。

そのためオリジナル形状ですが、

ハンティング用のボルトアクション、

もしくはスポーターモデルを意識したような

オーソドックスな形状のストックです。

 

サードパーティから専用の木製ストックも

数多く制作販売されていましたので、

今でもオークションなどで見かけますね。

 

 

■ケースレスマガジン■

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スーパー9 → 9プロ

昭和時代から平成時代での

最大の変更点がこのマガジンです。

 

クラウンのU10シリーズ、

SⅡSのTSR-Xについても、

このシステムは継承されていて、

・カートリッジ式

・ケースレス式

ユーザー側において任意で選択が可能です。

 

 

■バレルハウジング■
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ココも昭和モデルから

大きく変更されている点です。

太く長く、そして重量増加したバレルを

しっかりと支え、バレルジャンプを防ぐ

構造へとアップデートされています。

 

 

■Fサイト■
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今までは先端に大型のサイトが

搭載されていましたが、

9PROになって、こちらもシンプルかつ

オーソドックスなフィクストサイトに

変更されています。

 

この個体はRサイトを外していますが、

エジェクションポート前に、

Rサイトのブラケットがアリマス。

※前出記事のスーパーXを参照※

 

 

■レシーバー■

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この個体は入手時すでにカスタムされており

サードパーティのメタルレシーバーが

組込まれているのですが、純正品もこの位置、

マウントベースの銃口側にねじ用の穴が、

出荷時より開けられているのデス。

 

おかげでスコープ搭載は楽になり、

20㎜マウントベースさえあれば、

かなり自由にスコープを選べるようになったのデス。

 

 

■スイングスイベル■
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ストックの前後にそれぞれ、

1つずつ取り付けられています。

これも恐らくサバゲーでの使用を

念頭に置いてのことと考えられます。

 

スポータータイプのボルトアクション…

これをモチーフにストック形状が作られた

フシがあります。

 


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実際にこれは便利だったろうと

推察します。

 

 

■セイフティ機構■
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この周辺は昭和時代とほぼ共通

コンポーネントに大きな違いは全くなしです。

 

U10シリーズ・TSR-Xとも、

ボルトオンによるスワップが可能です。

 

稀にスーパーXのストックに、

U10やTSRの機関部を搭載し、可変HOPごと

移植したカスタムを出品している人が

いますよね。

 

■昭和モデルと並ぶ■
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先述しましたが、バレルハウジングが

異なります。

 

余談ですが「テクニカ」というショップで

「飛んだくん」というHOPバレルを

開発販売していたのですが、9用・9プロ用で

形状が違っていたようです。

 

30年前(平成3年)の私は、

テクニカに行き、スーパーXにスーパー9用の

飛んだくんを付けてもらいました。

当時の弾は0.36gを使用するように

お店からアドバイスされていました。

 

 

ハウジング形状が異なる以外は、

パッと見た感じではあまり変化は無いです。

 

・ボルトハンドル形状

・シリンダー形状

・セイフティの位置


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「名銃の系譜」であるとともに

基本設計の古さは否めず、

言葉を選ばずに言えば、

シーラカンスのようだとも

表現できますね。

 

 

サバゲーという使用方法に対応し、

ケースレスマガジンが標準となった

平成初期のスーパー9プロ

 

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ではこれから、恒例の初速計測を

行います!

 

続くのです

(;´・ω・)