タカ・カスタム探しのガンショップ巡りにおいて
悪魔の囁き・・・ではなく
( `ー´)ノ
天使の微笑み・・・でもなく、
(*´▽`*)
調停からの提案をついつい受け入れてしまい、入手したタナカワークスのシングルアクションアーミー4挺ですが、これが最後の一挺です
(・ω・)ノ マァマァココハコンナカンジデドウヨ?
現在ではペガサスシステムでおなじみのメーカーですが、過去にはこうしたカート式ガスリボルバーを意欲的に開発・生産していた時期もあったのです。
タナカワークス シングルアクションアーミー ガスリボルバー
シールバーモデル
4挺まとめて購入したのですが、このモデルだけは純正のプラスティックカートリッジでした。
そして今回のクローズアップで一番大事な部分は
よかった。両方ともちゃんと木グリだった。
びんぼっちゃまではなかったようだ
(^_^;)
この銃も同じ金型で取られているのでしょう。製造は1988とあります。
メッキは若干白いブツブツができているものの、ハゲはなく良好な状態に近いといえます。
バレルには「PEACE MAKER」という文字と鳥の絵が描かれています。カッティングなのかな?
刻印もキレイに入っています。
カートリッジ排出用のパーツ(←何ていうのかわからない)も、ライブでしっかりと動きます。
カートのパッキンは経年劣化で痩せてしまい、カートリッジからポロリと落ちてしまいます。また弾頭部分にBB弾をセットするタイプなのですが、前方と後方、両方に同じパッキンがついており、気密を保っています。
前後とも、ポロポロ落ちてしまうので、シリコンオイルを多めに吹いて、何とか保持できるようになりました。
恒例の初速計測ですが、パッキンにオイルがなじむまでちょっと時間を置きたかったので、まずは真鍮のカートリッジで計測してみました。
弾はいつもの0.2gバイオ弾デス。
どぞ(・ω・)ノ
1発目・・・35mps
2発目・・・33mps
3発目・・・35mps
4発目・・・36mps
5発目・・・36mps
6発目・・・35mps
となりました。
若干ガス漏れをしていて、サイドプレートに耳を当てると「ス~ッ…」とかすかに音が聞こえます。
そしてそろそろプラスティックのカートリッジに吹き付けたシリコンオイルがパッキンになじんだと思いますので、こちらも計測しました。
どぞ(・ω・)ノ
1発目・・・39mps
2発目・・・40mps
3発目・・・36mps
4発目・・・38mps
5発目・・・36mps
6発目・・・36mps でした。
経年劣化で緩くなったパッキンに、シリコンオイルを吹いてさらに抜弾抵抗が低減した分、真鍮カートより初速が上がっています。
とはいえ、このパワーでは、10禁レベルの初速です(/ω\)
でも、1988年ということは32年間、ノーメンテで放置プレイにしておいても、シリコンオイルをチョッと吹き付けただけで、あの当時と同じ作動をする・・・これってすごいことですよね。
また数十年後に、同じ実験をしたら、また今と同じように動くのかもしれないと思うと、「おもちゃの鉄砲」とはいえ、その技術力のすごさに驚くばかりです。
ハーフコックで弾薬の装填・排莢をするというギミックもしっかり再現され、ハンマーの側面の仕上げなどは、今見ても心が震えますね。
エアガンメーカーは海外勢の台頭も目立ちますが、タナカワークスさんが今も第一線で走り続けてるうちの一社でいらっしゃるその理由というのがわかりますね。
この銃を購入したのは2008年~2009年頃でしたから、私も中古で購入してから10年間ほぼノーメンテです。
やっぱりすごい・・・。
カタチもレトロなだけに、ものすごく奥深さを感じてしまう、今日のおじさんでした。