タカ・カスタム探しの旅も佳境に入った
2009年の終わり頃のお話であります。
当時のあぶない刑事における最新映画は
「まだまだあぶない刑事」でした。
封切られたのが2005年ということもあり、
この頃はまだリアルな現代版の
タカとユージの姿が目に焼き付いてました。
この映画で使用されたタカ・カスタムの
「タイプ05」と共に・・・。
で、この時にワタシがたどり着いた
タカ・カスタム05は、こちらです。
動くなベイビー
どーん!
WAベース
タカ・カスタム05風カスタム
これは個人カスタムとして
ヤフオクに出品されていたものをゲットしたため
カスタムの正確な箇所は分かりかねますが、
ざっと見る限り、
個人の方がなさったカスタムとしては、
非常によく出来ていて、満足のいく
1挺に仕上げられています。
なおネットの情報を読み進めていくうちに、
分かったのは・・・
・館さんの要望は
「シンプルに」
・エンジニアは
「しかしノーマルというわけには…」
・・・だったそうですね。
そのため05タイプは、一見すると
さほど手は入れられていないように見えますが、
細部に至るまで、パーツの変更が
されています。
■グリップ
Rタイプ、Fタイプ共に、
グリップ前面を覆う一体型のものでしたが、
05タイプは左右分割のグリップです。
本物はBIG SHOTのメダリオンが付いてますが、
さすがにこれは普通のパックマイヤーです。
■トリガー
ロングトリガーが付いてます。
引きやすくてイイですね。
■リアサイト
キンバータイプのような
流麗なデザインのリアサイトが付いてます。
■メインスプリングハウジング
RタイプとFタイプでは、
ラブレスやブリリアントといった
特殊形状のモノが採用されていましたが、
05タイプではストレート形状です。
うーん、シンプルだけどカッコいい。
■フロントサイト
大型化されています。そしてフィクスト。
Rタイプとは前後の高さが
逆になってますね。
■エジェクションポート
と
エキストラクター
通常の1911シリーズにはない、
まさにこのモデルのアイデンティティの一つと
言えるでしょう。
エキストラクターの様子。
この銃においてはダミーですが、
ポートからはこのように見えるのです。
■コーンバレル
タカ・カスタム05タイプのアウターバレルは、
このような形状をしています。
これはホンモノとは少し形状か異なります。
またマズル部分は、ひと回り太いパイプを
被せて接着していたのですが、
ブローバック→スライド前進時に、
スライドに引っかかってしまい、
脱落してしまいました。
これはあとで角を面取りしてテーパーに加工して
再取付が必要です。
反対側からのビュー
マズルフェイスからのビュー
リアサイトを後ろから見ると、
ホワイトドットが入ってます。
というわけで、
いつもならば実射編へと続くのですが、
コーンバレル破損のため、今回は発砲しませんので、終了となります。
これで、すべてのタカ・カスタムが
そろいました。