誕生日プレゼントに買ってもらった
仲村トオルさん主演の「狙撃」DVD
全シリーズ
まずは1作目の中で登場し、
ワタシをボルトアクションに傾倒させた
モーゼル98kスポーターを購入しました。
ボルトを引いてカートを込めて
「シャキッ!」と閉鎖して
スコープを覗き、標的を狙う・・・
タナカワークスのレミントンM24で
カート式ボルトアクションの魅力は
充分にわかっていました。
しかしあちらはアルミカートリッジで、
排莢時のカートの飛び具合はイイものの
音が・・・「コンッ」と味気ない。
ですが、マルシンの98Kスポーターは
真鍮カートなので、排莢すると
「チャリ~ン♫」という気持ちいい音
(*ノωノ)きゃーッ
そんな悦な日々を送る私が
次に気になってしまった銃は・・・?
完結篇のジャケットに出ている
コレです。
主人公の松下は、この完結篇の中では
一貫してこのライフルを使用し続けました。
どん!
タナカワークス
二式スポーター モデルガン
TANAKA WORKS
Japanese Arisaka Type2 Sporter
この銃は以前も一度記事で取り上げましたが、
このDVDの影響で購入したものです。
ではクローズアップしてみましょう
わしょーい
(*/・ω・)/ミ
■全景■
劇中に登場した二式スポーターを意識して
バイポッドを装着しています。
物語の冒頭、標的を狙うため、
タキシードに身を包み花束を小脇に抱えて
結婚式場に紛れ込み、狙撃ポイントにむかい、
この二式スポーターを組み立てます。
その所作がとにかくカッコいい。
ぜひ「狙撃〜完結篇〜」
ご覧頂きたいです
(*・ω・)ノ
■マズル■
インサートは見えませんが、
少し奥まったところで完全閉されています。
■バレル■
亜鉛合金製のようです。
多分未発火の状態だとは思いますが、
だいぶ表面が煤けてきているように見えます。
■ストック■
この二式スポーターのストックは
なんといっても「美しい造形」
この一言に尽きますね。
まるでバイオリンを手にしているような
艶のある飴色、そして美しい曲線。
元は軍用、旧日本軍の落下傘部隊が
飛行機から降下する際に邪魔にならぬ様にと、
挺身を分離して、着地後に組み立てて
戦闘に入れるようにしていたそうです。
ボルトを引き抜く際の解除レバー
コレは98kスポーターとほぼ同じですね。
グリップにはチェッカリングが施されています。
そして「スポーター」といえば・・・ですよ
シンプルだけどこの形がイイ。
記事を書きながら惚れ直しております。
■スコープ■
実はこの二式スポーターに搭載してるスコープは
ちょっとした「コダワリ」があるのです。
それはスコープを覗いた時のビューです。
通常エイムビューは真円ですよね。
エレベーションダイヤルの
キャップを見てクダサイ。
実はこのスコープ・・・
エイムビューが「楕円」なのデス。
劇中の二式スポーターに搭載されていた
スコープもエイムビューが楕円で、
同じスコープを搭載したいなと思いました。
コダワリの逸品でアリマス。
(*・ω・)ノ
■レシーバー■
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、
前出記事のボルトアクションライフル
タナカワークス モーゼル98kスポーター同様
スコープはオフセットされて搭載しています。
ボルト操作障害にならないようにと
若干左にオフセットしてあります。
これはレシーバーのマウント取付ビス穴が
既にオフセットされてついているからです。
■刻印■
「菊の御紋」 と 「二式」
和である二式小銃と
洋であるスポーターのストック
和洋折衷
(/・ω・)/わよーい
■テイクダウンピン■
連結部のところにテイクダウンピンがアリマス。
これはAR15系のようなテンションのかかった
ピンではなく、ねじ込み式となりマス。
■スコープマウント■
この二式スポーターですが、
大変にレアな銃であり、恐らく好む方は
よほどのコダワリのある方もしくは
よほどの変態紳士、どちらかです。
そんなレアな二式スポーターですが、
純正マウントベース付はもっとレア。
部品単体で探すのはもはや不可能なレベル。
というわけで、私は某ガンショップの
ご主人から聞いた
「サンプロM700用の流用」にて
スコープを搭載しています。
なおサンプロM700マウントは
分割式で片方はアール有・もう片方はフラット
そのため2挺分購入しないと搭載できない
ちょっと非効率な流用・・・
(;´・ω・) ちと残念・・・
■ボルトハンドル■
このボルト部分をご覧になると
「あ!」とお気づきの方もいると思います。
二式スポーターはベースになった銃は
アリサカ小銃・・・つまり九九式です。
歴史については次の記事で取り上げますが、
説明書も九九式と共用なのです。
■カートリッジ■
7.7㎜実包であります。
これは当時の三八式小銃が使用していた
6.5㎜実包より更に高威力なものを・・・と
開発された経緯があるそうです。
リムには特に刻印はなく、
プライマー部分はアルミで出来ています。
というわけで
「狙撃~完結篇~」に出てくる
二式スポーターについての
簡単なクローズアップでした。
次の記事では
実際のアクションやテイクダウンの姿を
ご覧いただきます。
DVDは完結篇だが
記事は続くのだよ
(。-`ω-)y-゜゜゜