ひょんなことから舞い込んできた幸運
このスマイソンにはそんな思い出がある。
で
今日の記事で見て頂きたいのは
このスマイソンの作動性です。
所謂チチバンも完璧で
トリガーを絞る・・・
まだ・・・絞れる・・・
ココでハンマーとシリンダーストップが
チッ・・・チッ・・・っと
しっかり止まるのがわかりマス。
そしてさらにトリガーを絞ると・・・
☆バンッ!☆
この時シリンダーは確実にロックされ
マズルからシリンダーを除くと
バレルの中心とシリンダーの中心が
バッチリとあっているのデス。
いくら初速が出ていても
こうした基本部分の構造に
ゆがみやズレがある状態では
弾はまっすぐに飛びません。
またこのスマイソンにも
ファイヤフライのゲボスケを組み込み
カスタムをしたのですが・・・
パッキン×1に対し
Oリング×2の初期型です。
このチャンバー部分・・・
よく見てみると・・・
むむっ!
なんか1か所
カタチが違う場所がある!
(; ・`д・´)
どの薬室もキレイに段付きしているのに
1か所右上の薬室だけおかしいぞ!
と、さも今発見したかのような口ぶりで
クローズアップしましたが、
実はコレ5年前から放置していました
ごめんなさい。
今日はレビューもかねて
脱落したOリングを入れ直します。
実はこんなに脱落してたんです。
(;´・ω・)
このスマイソンに限らず、
このOリング2枚タイプの初期型は
よく脱落させてしまったのデス。
原因は
①マガジンに弾を押し込もうと
BBローダーを使ったら
Oリングがめくれてしまい、
取り出す羽目になった。
②シリンダー回転時に、
マガジンのところで
Oリングが引っかかり
めくれて飛び出した。
というものです。
またチャンバーにシリコンオイルを吹き
潤滑性を上げるとこの傾向が強くなるようで、
最終的にはチャンバーは乾いているくらいで
ちょうどいい・・・という結論に達しました
さて・・・
今回必要なのはOリング1枚のみ。
またシリンダー分解手順(笑)
ここ最近で何回目カナ?
記事が単調になりマスが、
もしスマイソンを分解する人の
お役に立てればと思いますので
しつこいですが分解手順をご覧ください。
スマイソーン
シリンダー
ブンカーーイ
ワショーイ
(/・ω・)/
タナカワークス
スマイソン 分解手順
シリンダー編
①
まずフレーム右側 トリガー上の
ビスを緩めて引き抜きます。
②
ビスを抜いたらスイングアウトして
シリンダーユニットを
前方に押し出します。
この時注意が必要なのが
シリンダーの溝の部分をフレームの
でっぱりと合わせて引き抜くことデス
噛み合うとスポッと抜けます。
③
シリンダー後部のリムを模したパーツは
「ラチェット」と言います。
このラチェットを止めている小さいネジ
「ラチェットスクリュー」を3本
緩めて引き抜きます。
とても小さいプラスネジなので
眼鏡用ドライバーがあるといいでしょう。
④
エジェクターロッドを緩めて
分解します。
ロッドにキズが付かないように
布などで保護しながら挟むと
キズが付き難くていいデス。
⑤
ココまで分解が出来たら、
次はシリンダーの中身を取り出します。
シリンダー内には右から順に
・ラチェット
・ロッキングプランジャー
・ロッキングスプリング
・ガスタンク アセンブリー
・シリンダー
という順番で内蔵されて取り付けられています
で、ここまで分解が終わりましたらば
シリンダー前面のゲボスケを点検点検・・・
おっ!ここだな!
(; ・`д・´)発見しました!
最上段右側の薬室が
一つだけ違う見た目・・・
ココがOリングの脱落した薬室
実際に弾を装填すると
ココだけスカスカで弾をしっかりと
保持できていないのもよくわかるし、
弾を発射すると隙間からガスが漏れ
この薬室だけ極端に初速が低い。
ヨシッ!これで元通りだ。
Oリングをはめ直して、
シリンダー内が正常であることを確認し
あとは分解と逆の手順で組み直します。
元に戻った・・・
光物ブームの時の銃たちは
ワタシが勢いに乗って買い漁るあまり、
故障や不具合をそのまま放置になり
かわいそうなことをしてしまったなと
ちょっと反省しています。
オマケにブログを始めたことで
銃の入手順にレビューしていることから
第7章の光物たちは先送りにされて
中々手に取る機会がなかったですから・・・。
でもようやく第7章の記事となり、
この銃たちの本当のすばらしさを
記事にして動画にして
ブログ読者・チャンネル視聴者の皆様に
お伝えすることが出来るようになりました。
さぁ・・・タナカワークス スマイソン!
オマエの真の力を解き放ってくれ!
次は初速計測ですよー!