ワタクシ・・・
大変お恥ずかしながら
映画というものを殆ど見たことがナイ
(;´・ω・)
以前、新日本模型のハードボーラーを
記事にした際に触れたことがありますが、
ターミネーターの第1作目は全編を通しで
視聴したことがナイ。
youtubeの切り抜き動画で何となく・・・程度
ストーリーも登場人物も役者さんのお名前も
よく存じ上げていない。
先日、近所のリサイクルショップの
エアガンコーナーで流れていた映画の
アクションがカッコよくて、
なんていうタイトルなのか知りたくて
お世話になっているサバゲーチームの
先輩方にこんな質問をしました。
郷ひろみ風のイケメンの外人さんが
応援団みたいな長ランを着て
スライドの長いベレッタをデュアルでもって
組み手をしている映画ってご存じですか?
こんな感じです
(;´・ω・)
その他、往年の名ドラマ等もあまり視聴した
経験がないものでして、こんなことも・・・
知ってますそのドラマ!
ヒゲのオジサンがジョンていう名前の
バンダナ巻いたロン毛のオジサンと
コンビを組んでる刑事ドラマですよね!
ヒゲのオジサンはM29のスナブノーズで
バンダナの人はナショナルマッチ!
↑
(;´・×・)ぶぶー
当然不正解
チームの諸先輩方から
・キャベジンのヒゲのオジサン
→ 藤 竜也さん
・ジョン
→ 役名ではなく銃の愛称
・バンダナ巻いたロン毛の人
→ 世良公則さん
・ナショナルマッチ
→ これしか合ってない
・その刑事ドラマ
→ ベイシティコップというそうだ
(;´・ω・)正解率20%・・・
とまぁそんなワタシが物語を通しで
最初から最後まで視聴済みである
非常に数少ない作品に登場する銃が
今回レビューするモデルです。
goahead・・・
make myday・・・
ずっどん!
オートマグ クリントワン
ガスブローバック 8㎜モデル
です
ワショーイ
(/・ω・)/
実はダーティーハリー4・・・
これは最初から最後まで視聴した事があり
物語もすべて知っています。
というわけでワタシの数少ない経験から
興味を持ち手に入れたガスガン
クリントワンをレビューします
ダーティーハリーフォー
シチョーズミー
ワショーイ
(/・ω・)/
■外観■
現代のセミオート拳銃の多くは、
M1911という拳銃から派生したものが多く
似通った形状をしていることが多いですが、
このクリントワン・・・オートマグは
ハイパワーなカートリッジを発砲するため
自動小銃のような閉鎖機構を持っていました。
そのためスライド全体が後退する
1911のような形状ではなく、
自動小銃のレシーバーを銃の腰上に乗せた
そんな表現が似合うような形状をしています。
■刻印■
レシーバー左側面。
AMT 280の刻印です。
実銃のオートマグは当初、AMPという企業が
発売していたのですが、経営不振から
TDEとかAMとかAMTとか経営会社が変わり
ココの刻印も変遷があったようです。
ちなみに280という数字は
AMT社が映画ダーティーハリー4において
クリント・イーストウッドが使用した
ロングバレルモデルのナンバリングです。
なんと映画そのものが劇中モデルである
オートマグ「クリント1」のCMだったそうで
先行予約だけでも数千挺にも上ったとか。
その後、この銃がたどった歴史は
我々トイガンファンならよく知るところで
・ワルサーWA2000
・オートマグ
・ヤティマチック
に代表される
「実銃よりトイガンのほうが売れた」銃です。
銃の右側面にはマルシンの刻印。
トリガーガード右側面にはASGKの刻印です。
■フロントサイト■
オーソドックスなランプサイト。
ホルスターから抜く際に引っかからぬよう
斜めに傾斜がついているのが判ります。
■リアサイト■
ナショナルマッチ等で使用されている
ボマーサイトやイライアソンに似ています。
拡大してみると、六角ボルトで
高さが変えられるようですね。
左右の調整も六角ボルトのようです。
マイナスじゃないんだ・・・
独特だな・・・
■マズル■
44AMP弾の迫力あるライフリングを
見事に再現しています。
マルシンさんといえばモデルガンメーカー。
こうした部分に対しての再現性は高いです。
これもファンならばよく知ることですが、
このガスブロクリントワンの金型は
元々は金属モデルガンの型を転用加工し
パーツ製造されていますので、
こうした再現性も非常に見事です。
インナーバレルは奥まった位置に
取付されております。
■トリガー■
縦に溝の彫られたトリガー
1911系とも少し違うし、
近代オートマチックとも異なる
独特な形状のトリガー・・・
引き心地もかなり独特・・・。
■マガジンキャッチ■
一般的なセミオート拳銃と
ほぼ同じ位置に取り付けられており、
ボタンのすべり止め用溝も同じ。
特に目立った点はない。
■ボルトストップ■
位置的には1911系のハンドガンに近いですが、
グリップが大きいため、パーツは隠れており
一見何のパーツなのかわかりづらい。
ちなみに上図はスライドストップがオフで
下図はスライドストップがオンの状態です。
ごくわずか・・・持ち上がっている様子が
ご覧いただけますか?
■ボルト■
ホールドオープン状態です。
この時、ボルトは後退しており、
ボルトストップがかかっております。
■ハンマー■
オートマグにはダブルアクションがなく
シングルアクション機構のみとなります。
素早く応射したい場合には、
コック&ロックで持ち歩くことになります。
ダブルアクションセミオートであれば、
でコッキングして安全に携帯できますが、
シングルアクションセミオートは・・・
ちょっと怖いな・・・
(;´・ω・)
■セイフティ■
グリップ上部の後端にセイフティあり。
現在の位置がファイヤリングポジションです。
コック&ロックの状態。
セイフティポジションです。
上にはね上げるとトリガーがロックされ、
ハンマーを落とすことができなくなります。
で、ファイヤリングとセイフティと別に
もう1ポジション。
レバーを下に下げて撃つモード
「カラ撃ちモード」でアリマス。
これはガスブロならではの機構で、
弾は装填も発射もしないけど
ブローバックアクションだけを楽しみたい
そんな時に使うモードです。
スライドストップを手で押さえなくても
連続してドライファイヤが可能になります。
■グリップ■
これだけ大柄で大口径な拳銃のわりに
グリップはずいぶん細いんです。
1911でいうメインスプリングハウジングの所
ここもストレートで無駄なふくらみがなく、
セレーションも入っていて握りやすいです。
真後ろからパチリ。
グリップが薄い・・・。
ノギスを当ててみる・・・
どれどれ・・・
31.5㎜ってところかな。
これって・・・他の拳銃と比べると
どうなんだろう・・・。
比較にこの銃を取り出しました。
どん
同じくマルシンの8㎜BB弾シリーズである
M1911オペレーター
一般的なM1911です。
これのグリップの幅は・・・?
あら?
35.3㎜ってトコですね。
そうか・・・オペレータのほうが幅広なんだ。
ちょっと意外。
■マガジン■
ごく一般的なガスブロ用のものと
さほど形状的に異なる部分はないものの
ちょっと違和感があったのはここ。
ボトムプレートの部分。
一般的なセミオート拳銃だと、
銃口側にせり出しているのはよく見かけるが
オートマグは射手側にも少しせり出してる。
スキー板に乗っているような感じ?
(;´・ω・)
マルイ シリーズ70ガバメントの
純正マガジンと大きさを比較してみる。
実銃でいう弾薬のケース長が違う分、
前後幅に大きな違いがある。
装弾数は10発となっております。
11発入りそうな気もしたけど、
これ以上はフォロアースプリングに負担が大。
というわけで、
マルシン オートマグ クリントワン
シルバーモデルのレビューでシタ。
このクリントワンについては、
もう少し記事を掘り下げてみたいので
お付き合いください。
続くよー(/・ω・)/