各種元箱に収められている説明書。
一部紛失しているものもありますが、
主なものは揃っております。
あらあら真っ二つに・・・
(;´・ω・)
仕方ないですよ。
だってこのモデルが発売されてから
もう30年以上経っているのですから。
こうして現存するだけでも奇跡に近い。
左手から順に
まずは愛用者登録の葉書。
次いで本体の取り扱い説明書
これはしっかりとした紙で作られています。
コブラストックの取扱説明書
メンテナンスガイド。
注油方法を書き記した紙。
まずは葉書から。
今でしたらばネットで説明書をダウンロード
アクティベーションコードなどを打ち込んで
シリアル管理されていくものなのですが
やはりアナログ時代ですねぇ。
切手の代金が40円
まだ消費税すらない頃の時代。
そして郵便番号は3桁。
これも昭和の名残。
裏には「このモデルをどこで購入したか?」
を記載するところがあるのですが、
WA本店
WA通販部
MGC ○○ 店
その他
とある。
ワタシの青春時代に辛うじて
MGC上野店があったくらいなので
この葉書も相当年季が入っているのが判る
続いてメンテナンスガイド
モータードライブ式ガスガンという
非常に凝ったメカニズムなのですが、
要するに固定スライドガスガンの
インパクトバルブをモーターで連続激発し
フルオートを可能にしています。
ただしアクティブブレーキがないので
トリガーを離してもモーターは
ピタッと止まってくれません。
銃本体内のイラスト・パーツ構成。
これで何となくこのモデルの基本概念が
分かってきますね。
上図イラストの左上付近にある
傘の柄のような部分・・・
これがガスを供給するチューブです。
以前ガス漏れ修理の記事を出しましたが
ご覧の通り曲がりがきついので、
ワタシは修理に際してL字ユニオンで
曲がりを緩やかにしています。
deltaelite-10mmauto.hatenablog.com
↑
以前のガス漏れ修理記事です。
もしよかったらご覧ください。
このようにインパクトバルブで
ガスはフタをされている状態のようです。
前方からロッドで突くとガスが出ると
記載されています。
ココにも昭和の名残。
電話番号がまだ9桁。
確か当時、俳優の中井貴一さんが
東京都の電話番号がそろそろ足りなくなる
だから市内局番の頭に「3」が付くと
テレビCMでそう呼びかけていました。
懐かしいな・・・。
これはフォールディングストックの説明書
ストックの展開・収納について記載あり。
銃本体はABS樹脂でペナペナモナカですが
スコープとストックはスチール製なので
剛性は抜群です。
そして最後、説明書が・・・
うおっと!
(;・∀・)
こ・・・これはどうなんですかね?
我が家にあるレーザーディスクの
ジャケットにあるイラストとそっくり・・・
まぁ・・・でも・・・ね!
外人さんでサングラスをしている人なんて
たくさんいらっしゃいますよ!
た・・・偶々ですよね!
(^▽^;)
中にはヤティマチックの基本操作について
書き記されております。
フォアグリップが通電スイッチであること、
電池の入れ方に弾の装填方法。
そしてパワーソースの方式が
・リキッドチャージ
・ボンベ直結
・ホースによる外部供給
この3タイプであることが書いてあります。
おっと、またお会いしました。
サングラスの外人さん。
とまぁ、現代で考えるとシビアですが
こうした記述や記載について
まだ大らかだった時代のモノなので、
これも当時の貴重な資料として保管し、
もうしばらく堪能しようと思います。
これは当時のトイガンメーカーさんが
我々ファンをより楽しませるための
試行錯誤の形なのだと思っています。
なお
このヤティマチックに関して、
コブラに対するフィーチャーは
まだまだこんなものではない。
次の記事では更に貴重なアイテムが
登場しますよ。
乞うご期待です。