今回紹介する銃は、
ある商品の「付属品」で付いてきたコレですけど何か・・・
どん
COLT MkⅣ SERIES’70 GOVERNMENT
~MGC コルトガバメント シリーズ70 モデルガン とレッドサイト~
普通に考えると
「銃がメインで、ほかに付属品があるんじゃないの??」と思いがちですが、この銃は立派な付属品です。
昭和のモデルガン全盛の頃「シューターワン」という、弾の出ないモデルガンでもシューティングを楽しめるアイテム というのがあったのです。
それはモデルガンにトリガーと連動するストロボの発光装置を取り付けて、その光を感知すると的が倒れる・・・というもので、まさに夢のシステムでありました。
銃の右上にあるグリップ一体マウントに搭載されている「RED POINT」は、ポイントサイト並びにそのストロボ発光装置なのです。
まずは本体に電池を入れます。↓
電池はココからフタを外して入れます↓
電池を入れて射手側から接眼レンズを覗き込んだところ↓
なーんにも見えません。
対物レンズ側の下にSWあります ↓
オンにすると、ドットがピカッと・・・ ↓
点きました(*'▽') 購入から30年以上経過しているのにまだ使える。
でもよく見ると向こうの景色は見えませんよね?
これでどうやってサイティングするかというと、両目を開けて、このレッドポイントの赤いドットと標的を視界の中で重ね合わせると照準が合うのです。
そこから → トリガーを引くとストロボのスイッチが連動して動く → 対物レンズ側のストロボが発光 → 光を感知して的が倒れるという仕組みです。
トリガーと発光が連動しており、発火によるブローバックとストロボ発光によるシステムで、遠くに置いた的が倒れて、シューティング気分を味わえるというものなのです。
なぜ人生初めてのモデルガンにこれを選んだのか
「近所のホビーショップにずーっと何年も売れ残っていたから何となく買った」です。
この銃を購入したころ頃(平成元年くらい)は今のようなガスブローバックできちんとしたものは皆無で、実銃の動きを模していて且つシューティングを楽しめるものも少なく、各メーカーさんはいろいろな創意工夫を凝らして、私たちガンマニアを楽しませるために必死で開発をしてくれていたのです。その黎明期にあったものがこの「シューターワン」です。
シューターワン本体は、実家に保管してあるものとずっと思っていたのですが、自宅の新築時に当時の荷物を移動するときチェックしたら見つからず、どうやら誤って廃棄してしまった可能性が高いので、いま手元に残っているのは「付属品だったガバメントとレッドポイント」だけなのです。
ですが紛れもなく、これが人生初のモデルガンとなります。
ガバメントは「記念」の銃でもありますので、今更感もありますが簡単にクローズアップをします。
「記念」というのは、私が現在所有している~〇〇カスタム~のベースとなる銃なので、ある意味、大切な思い出というか、スタート地点の一つでもあります。
まずは刻印です。
先述の通り、この銃はシリーズ70ガバメントの再現のようです。
先だしのコクサイガバメントもシリーズ70でしたので、私の中で初期のころはガバメント=シリーズ70が定番であり、
■1911ミリタリーモデル・・・何となく古臭いイメージ
■MkⅣシリーズ’80ガバメント・・・刻印がさみしい
という印象を持ち続けていました。
そしてこの銃のさらなる付属品・・・というかコレがないとシューターワンで遊べない・・・レッドポイント
これダットサイトに見えますが、覗いても向こうの景色は見えません。
対物レンズ側 ↑
これはストロボ発光部分なので、向こう側の景色は見えません。サイティング方法は非常に独特ですので、言葉で説明が難しいです(;´・ω・)
周りの友人たちがエアコッキングや固定ガスガンなど、それぞれの趣味趣向に応じて色々買いそろえていく中、モデルガンを購入し始める人も少なからずいて、マルイの組み立てるモデルガンシリーズも結構人気がありました。
以上、ここまでアップしてきた約20数件の記事は私が昭和58年~平成3年頃に購入した銃の記事です。
このころ、私のなかである疑問・悩みがありました。
ここまでの私が購入し紹介した記事の中にはオートまたは小銃やSMGといったものしかなく、そうなんです「リボルバー」は1挺もありません。お気づきでしたでしょうか?
もちろんあの時代のトイガンにもリボルバーはありましたが、いろいろな事情があり私はリボルバー購入をずっとためらっていました。
それは
「ちゃんとしたリボルバー欲しい」病のせいです。
『ちゃんとした』・・・ってどういうこと??
そう思った方は、次回以降の記事もご覧ください。
次の記事はいつものような初速やディテールといった銃の紹介よりも
「トイガンのリアルな歴史と考察(あくまで私の個人的見解)」
「その過程で生まれた『名銃』『迷銃』『珍機構』の紹介」
ココに焦点を当てていきます。