ワタシのトイガンライフに多大な影響を齎した
「狙撃〜theSHOOTIST〜」
以前からブログをご覧の皆さまには
何度かこの作品についての感想や
銃に関する情報を記事にしたことがありますが、
全4作品が制作されており、第1作目から
完結篇までに、主人公が殺し屋になるその
経緯から、その後の運命を辿る物語が
描かれています。
DVDの購入ガイドなどを見ると
「ある作品」を下敷きとした物語で、
そのベース作品とはストーリーも全く異なる
別作品として楽しむ事が出来る
と、評されていました。
「ある作品」が下敷き??
別作品として楽しむ事が出来る??
どういう事だ??
気になって調べていくうちに、
その「ある作品」というのは
この映画であることが分かった。
どん
加山雄三さん主演
「狙撃」(1968)
この作品が下敷きになっている・・・
という事で、以前からずっと気になっており
DVDを購入いたしまシタ。
主演は加山雄三さんですが、
このジャケットの裏を見た瞬間、
ワタシはものすごい違和感を覚えた。
それは加山さんの「目つき」
加山さんと言えば
「永遠の若大将」と言われ
代表作である若大将シリーズの
明るく快活で元気な主人公のイメージや
歌番組では心にしみる素晴らしい歌声
そして優しそうなほほえみ。
ギターを弾いているときの表情は
ご年齢を全く感じさせない、
男の子っていうのは
いくつになっても
夢を追いかけるもんだゼ
っていう感じです。
そんないつもにこやかなイメージの
加山さんですが、この作品の中で
演じられている主人公の松下は
笑わない・寡黙・人間不信といった
テレビでワタシが知っているイメージとは
全く違いました。
そういえば・・・トオルさんもそうだった。
トオルさんもビーバップハイスクール以後
さわやかでアイドルのような佇まい、
そしてあぶない刑事ではちょっと抜けてる
現代っ子的な役処だったりしていたので
このVシネマの中ではそのイメージが
ガラッと覆されてしまった記憶がアリマス
これが演技の幅っていうものなんでしょうね。
(^▽^;)
で、話をDVDに戻しますと・・・
第1作目が、加山さんの昭和版を下敷きとして
ストーリーが描かれています。
中身はオープンに記事に致しませんが
下敷き・・・といっても、ストーリーや
セリフ、展開やオチが同じという訳ではなく、
・登場人物の名前
・劇中のちょっとした描写
・アクションの内容
平成版の狙撃には昭和版のストーリー内にある
エッセンスが所々に加えられており、
昭和版をご覧になった往年のファンの方が
のちに平成版をご覧になっても、
逆にワタシのように平成版を視聴した後、
この加山さんの昭和版を見ても、
どちらからでも味わい深く楽しめます。
劇中の加山さんは、表情を全く変えず
笑顔も見せず、時折狂気すら感じさせる
目つきをすることがアリマス。
ワタシはこの加山雄三さんの狙撃で
一番の見どころシーンはやはり後半、
加山さんのガンアクションではないかと
思います。
ワタシは子どもの頃から加山さんの楽曲が
とても好きで、小学生の頃に親と車で
「旅人よ」はすごく耳に残りました。
そしていつしかワタシも楽器を手に取り
人前で歌ったり演奏したりする
バンド活動をするようになり、
周囲の環境のせいで洋楽をコピーした
活動をしながらも、
(いつかあんなおじさんになりたいな)
というお手本のように
加山さんの事を見るようになりました。
次の記事でも
もう少し・・・この作品に関する内容を
書き綴らせていただきます。
加山雄三さんの
狙撃について
記事は続くよー
ワカダイショー
ワショーイ
(/・ω・)/